子どもの心理

知っておきたい子どもの心【人見知り】

習いごとによっては個人レッスンではなく、グループでのレッスンという形態があります。

習いごとに限らず、保育園・幼稚園のような集団活動に馴染めるか?というのもママ・パパにとっては心配なことです。

子どもにとっての集団活動とは?

赤ちゃんがこの世で最初に目にするのは、きっとママの顔でしょう。なんといっても生きるもととなるおっぱいをくれるのですから。(哺乳瓶でミルクをくれるのも同じことですよ)

それから、近くにいるパパの顔、お兄ちゃん・お姉ちゃんの顔、おじいちゃん・おばあちゃんの顔、というように家族という社会へと広がっていきます。

子どもの活動は少しづつ範囲を広げていって、その中でのルールを少しづつ理解していきます。

家庭というのは一番小さな社会で、子どもにとっては一番安心できる場所。(近年、児童虐待などの問題が出てきて、一部「安心できない場所」になっているのは残念なことです)

保育園・幼稚園・習いごと教室、などは子どもたちが家庭以外で初めて出る社会となります。

子どもたちが緊張・不安・恐怖・・・といった気持ちを抱くだろうということは想像に難くありません。

集団活動の中での「人見知り」

家庭という「安心な場所」から一歩外に出ることになると、どうしても不安になります。

でも逆に、不安にならない方が問題であるとも言えます。

「ウチの子は人見知りがなくて誰にでもすぐ仲良くなるんですよ~」

って、見方によっては危険でもあるのです。

人見知りというのは人間の防衛本能のひとつ。

赤ちゃんが少しづつ世界を広げていくときに

「この人は自分に害をあたえないかな?」って確認しながら心を開いていきます。

集団に入ったらその確認作業をたくさんしなければならない、たいへんです。

子どもたちはそうして自分が安全に生きていける場所を広げていくのです。

人見知りは「自分を守る力=能力」だと捉えてあげましょう。

集団活動以外での人見知りは?

  • 引っ越しして新しい土地に住むことになった
  • ママ(パパ)のお友だち家族とファミリーパーティ
  • 近所のお肉屋さんのおばさんに声をかけられた

子どもたちの周りは知らない人であふれています。

大人にとっては狭い社会でも、子どもにとっては恐怖となることもあります。

その環境に簡単に馴染み、元気に過ごしていける子もいれば、なかなか馴染めないで一人でいたりモジモジしてしまう子もいるでしょう。

それはその子の表現方法の違いです。

外に表現するのが得意な子と、自分の気持ちがおもてに現れない(表せない)子がいるのです。

どちらがいいということはありません。

これは個性

どちらも大切にしてあげたいなと思います。

「人見知り」という大切な個性

防衛本能としても大切な「人見知り」

それだけでなく、個性としての人見知りは愛すべきものです。

人見知りと人懐こいタイプ、どちらもなくてはならない存在です。

どちらかだけに偏ることはないし、偏ってしまったら社会がゆがみます。

どんな性格も、どんな個性もこの世には必要なもの、

子どもの人見知りをおおいに認めてあげましょう。

あなたの人見知りは大事な個性だよ、って言ってあげましょう。


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