習いごと雑学

五感をきたえる幼児教育【耳=聴覚】

幼児教育では感覚的なことを学習するのが有効です。論理的な思考はもう少し年齢が上がってからで十分。

幼児期にできること、幼児期だからこそやるべきことは何でしょうか?

五感の教育は幼児期にぴったり

まだ字も読めない幼児にも学べるもの、それが五感の教育です。

五感とは、

視覚・聴覚・味覚・嗅覚・触覚

つまり、

目・耳・口・鼻・手(足、肌など)

これらは頭(脳)で難しく考えなくても、感じることで理解できる=感覚です。

だから赤ちゃんでも、3歳ちゃんでも大丈夫。感じたことをことばで表現できなくてもいいのです。「感じる」ことが学習です。

意図的に「感覚」に刺激をあたえる

幼児は毎日毎日、学習しています。まわりの大人が何もしなくても、充分なにかを感じて一人で学習しています。

さて五感のうち、何がどれくらい脳に刺激をあたえるのでしょうか?

視覚:83.0%

聴覚:11.0%

臭覚:3.5%

触覚:1.5%

味覚:1.0%  (教育機器編集委員会編 日科技連出版社 1972より)

だそうです。

視覚から得る情報は圧倒的。百聞は一見に如かずの言葉の通り、実際に目で見た感覚・記憶は強く心に残ります。

そして今回注目したいのは、2番手の聴覚「耳で聴く」という力です。

視覚に続く2番手ではありますが、そこに大人が意図的に「感覚」を刺激する材料をあたえてあげると、子どもの能力はさらにアップすることが期待できます。

「聞く」と「聴く」

ただ単に「きく」場合は一般に「聞く」を使い、注意深く(身を入れて)、あるいは進んで耳を傾ける場合には「聴く」を使います。(NHK放送文化研究所より)

ただ「聞こえてくる」のではなく、耳に意識が向くように仕向ける

そうすることで「聴く」状態が生まれます。

そのために幼児教育には音に関する分野が多くあります。

  • ピアノ・ヴァイオリンなどの楽器
  • 音に合わせて動くリトミックやダンス
  • 英語などの語学

音楽に触れることが耳への良い影響をあたえるのはなんとなく理解できるのではないでしょうか?

とくに幼児期に音楽に接すると「絶対音感」が身につく子がいます。全員とは限りませんが、これは遺伝とか素質・DNAとか、そんなものは関係ないようです(今まで見てきた経験上)

音に触れる環境を作ることで、「絶対音感がつく」という素晴らしいギフトをもらえることがあるのです。

逆に絶対音感は年齢が上がってからでは獲得できないとも言われています。

音楽だけではない「聴覚」のメリット

「音に触れる」というと「音楽」に直結しがちですが、メリットはそれだけではありません。

上記のように運動機能や語学にも応用できるのです。

音に合わせてからだを動かすことは、スポーツにおける「リズム」につながります。

投げる・打つ・受け止める・飛ぶ、どんなスポーツにもリズムがあり、そのリズム感を音とともに獲得するのです。

また、耳が良いということは「ことばもきちんと聞き取れる」ということ。

すると、日本語と外国語の違いを聞き取れたり、まねして発語することもできるようになります。

listen and repeat は、仕組みが同じ。耳の性能によるのです。

まとめ

耳がいい子はいろいろな分野で得することがあります。

音楽・スポーツ・語学

東大出身者や一流スポーツマンの多くが子どもの頃にピアノを習っていた、というデータがあるそうですが、うなずける気がします。大人の打算で「これを習えばこんな才能がつくかも?」なんていうのはダメですよ。

ただ、二度と来ない貴重な幼児期、耳への良い刺激はその子にとって宝物になることはたしかです。


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