習いごと雑学

子どもの習いごとを辞めるタイミングとマナー

やる気満々で始めた習いごとも、やめなければならないときが来ることもあります。

「辞める」という決断、そして辞める際のマナーなどを考えてみましょう。

辞めるべきか?続けるべきか?

習いごとに関して、

  • 子どもがやりたいって言ったから始める
  • 子どもが辞めたいって言うから辞める

というように、子どもに任せきりで良いものか?決してそうではないと思います。

子どもの様子をよく見てみよう

楽しそうに通っている

とくに問題なさそうですが、「習いごと教室に預けっぱなし」は良くありません。

おうちでやらなければならないこと(宿題)があるかもしれません。また「今日は何したの?」と声をかけたりすることで、子どもは自分がやっていることに親も興味を持っていると思えば、もっと頑張ろうするかもしれません。

楽しそうに通っているならば、その楽しさに親も共鳴すると良い面がもっと伸びると思います。

淡々と通っている

ここが一番の悩みどころ。

その習いごとが合っているのか、合わないのか?子ども自身にもわからないのかもしれません。

ピアノ教師の経験から言うと、一時期、伸び悩む子というのは少なからずいます。そして、その時期を通り過ぎるとぐんぐん伸びるのです。

そんな子を見ていると、簡単に辞めてしまうのはもったいないという気はします。その時期さえ乗り越えれば…。

また逆に、始めるときはやる気満々だったんだけど、いざやってみるとまったく自分には合わなくて、習いごとに通うのが苦痛なんだけど・・・という子もいるかもしれません。

そしてやっかいなのは、「親の期待を裏切らないために」とか「自分でやりたいって言った手前」というような気持ちを、幼いながらに持っているということです。

ここでもやはり、子どもへの声かけが大事になります。「今日はどうだった?なにしたの?」「先生は何て言ってた?」など、何かひと言、声をかけて子どもの反応を見るようにこころがけましょう。

行くのを嫌がる

これはほぼ「辞め時」であるとは思いますが、それも原因をはっきりさせてからがいいでしょう。

たとえば、やっていること自体は好きで楽しいんだけど、なにか別の理由で行きたくないのかもしれません。先生・友達・教室までの交通手段…改善できるものがあれば辞めてしまうのはもったいないです。

子どもは自分の心が良く整理できないことがあります。小さなことも一つひとつ丁寧に聞いて、心をすっきりさせてあげましょう。

心を整理して納得したらスッキリ辞める。そうすれば、新しいことも気持ちよくスタートできます。

辞めるタイミングはいつ?

子どもの様子をよく観察して、本人の気持ちもよく聞いて(正直な気持ちを汲み取れるように配慮して)それで「辞める」と決断したらその旨、先生や教室に伝えましょう。

ココに注意

習いごとによっては他の人に迷惑がかかる場合もあります。たとえば、バレエ教室で発表会に向けて何か役をもらっていた、とかチームでおこなうスポーツのポジションについていたのがその子だけだった、とか。その場合は先生(教室)の方でもその後の対応が大変です。できれば、発表会のようなイベントが終わってから、とか後任が決まってから辞めるようにした方が良いかと思いますが、いずれにせよ早めに先生に相談することが大切です。

「辞める」と決めたらするべきこと

習っていた期間が長くても短くても、先生と生徒という人間関係を築いた間柄です。後で気まずい関係にならないようなきれいなお別れをしたいものです。

ピアノ教師をしてきていろいろな生徒さんと関わってきましたが、辞めるときの印象は後々まで残るものです。人と人とのつながりという意味で気持ちのいいお別れをしましょう。

「辞めること」を伝える時期

辞めることを伝えるのは、なかなか言い出しにくいものです。

それでも、意志をはっきり決めたならきちんと伝えましょう。言いにくいからと、ずるずる引き延ばしてギリギリになってから「辞めます」というのは気持ちのいいものではありません。

先生の立場としても、心の整理をする時間が欲しいというもの。

教室によっては「退会規定」などがある場合もあります。事前に確認しておきましょう。

習いごと教室という枠があるにせよ、また期間の長短にかかわらず、先生と生徒はその習いごとを通じて人間関係を築いた間柄です。

人との付き合い方(お別れの仕方)子どもに学ばせる良い機会だととらえて、お互いに気持ちよくお別れできるといいですね。何ごとも学習にしていろいろな経験を積ませてあげましょう。

対面で伝える?電話?メール?

辞めることを伝えるとき、

  • 実際にお会いして伝える
  • 電話で伝える
  • メールで連絡

いろいろな方法がありますが、個人的には上記の順で丁寧さが違うと思います。

これは「言い難さ」と比例しているような気がします。

つまり、実際に会うのが一番ハードルが高く言いづらい。次に実際の声を聞く=電話が話しづらい。一方的にメールで伝えるのがいちばん楽。・・・といった感じです。

でも、相手(先生)にしてみると丁寧にしてもらう方が気持ちがいい、というのが一般的でしょうか。

もちろん、どんな伝え方でも伝わればいいものではありますが、やはり「人づきあい」が基本にあるということです。今後、どこかで会ったときに気まずくなっても構わないか?想像してみるといいかもしれません。

稀に、ケンカ別れというのも・・・あるのかもしれませんね。

お礼の品は必要か?

先生の立場で言わせていただくと、まさに「気持ち」の問題です。

いただいたら嫌な気分はしないし、いただかなくても気になりません。

「気持ち」ということで言えば、

  • お世話になりました、の気持ちもあれば
  • 忘れないでね、忘れないよ、の気持ちもあり
  • ひと区切り、ということで儀礼的な気持ちもあれば
  • もう二度とお会いしません、という決別もあるかも…。

それが品物になるか、ならないかの違いですから(笑)、自分の気持ちを伝えれば良いと思います。

 


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