親の心理

【働くママ】自分の気持ちを封じ込めないで

「働くママ」はすでにマルチタスク。「働く」人の中でもさらに「ママ」なのです。

働くことも一度にたくさんのことを処理したり、次から次へと仕事が押し寄せてきてたいへんな労働です。その上、ママというお仕事は休みがありません。一日の休みどころか一分の休みもないと言っていいくらい。

仕事と育児、どちらを選ぶかって?

どちらか選ばなきゃいけない?

どっちも取ればいい!!

…と、私は思うのだけれど、それぞれの事情があって「そうはいかないんです(怒)」という人もいますよね。

たぶん「そうはいかない」と思う人は「そうはいかない」のです。

世界はあなたの思い通りに動いている

と、誰かが言ったとか(言わないとか?)。でもこれはある意味、正解で「私の仕事は子育てと両立できるほど簡単じゃないのよ」と、両立を全面的に否定していると、そのようにしかならないでしょう。

ここに少しだけ疑問の余地があると、つまり「両立もできるかな?」というような…そうなると世界は変わってきます。

  • 癪だけど頭を下げて大っ嫌いな義父母に子どもを預ける
  • 悔しいけど今だけ仕事を後輩に譲る(ゼッタイ復帰してやる)
  • お金はかかるけどベビーシッターを頼む

…など、対策を考える余地ができるわけです。

始めから「無理」と決めつけてしまうと、両立の可能性を全くなくしてしまいます。「可能性」というのは思いがけないところにあるものです。

育児は大変なこと?

子どもが生まれると「子育てはたいへんだよ」と余計なおせっかいをしてくる輩がいますね。育児経験のある先輩ママや、もう育児なんて忘れてるんじゃない?っていうようなご年配や、まったく経験もないのに巷の情報で不安をあおる友人とか。

実際、どうなんでしょう?

これだって「ものは考えよう・受け取り方次第」ですよ。

子どもは思い通りにならない

親の言うことを聞かない
わがままを言って泣く
自分の好き勝手な行動をする

・・・など、子どものことでイライラするのは、おもに親の思い通りにならないときです。

だったら、最初から子どもは親の思い通りにはならないものだ!って思っていればいいんです。「あきらめ・諦観」って言われたらその通りかもしれませんが、これは育児をしていく上での「技術・テクニック」なのです。

ママ
どうして言うこと聞かないのかしら?!

・・・と、イライラするのを、こんなふうに転換する

ま、こっちの言い分は聞かないだろうけど、一応言っておくか
ママ
ママ
どうしてわがまま言って泣くかな~

・・・と、ムカつくところを、

子どもはわがまま。まわりのことなんて気にする余裕がないんだから。好きなだけ泣かしておこう
ママ
ママ
好き勝手にやるんじゃないーーー!

・・・と、周囲を気にしつつ慌てる時にも、

視野が狭いんだよね~まだまだ未熟なやつだ
ママ

同じ現象が起きても、自分の心の持ち方ひとつで少し余裕ある対応ができます。

「このつらさは今だけ」と未来を見つめる

育児中、特に0歳~3歳くらいは手がかかりますね。「育児は大変じゃない」なんてきれいごとは言えません。

それでも、自分の人生60~80年くらいはあるとして、そのうちのたった3年。後から思えば「あっという間」ですよ。

そしてその3年間は子どもにとって「人生最大の成長期」。なんといっても「脳」や「心」といった人間の肝になる部分が成長するときです。その時期を逃したら、あとからでは得られないものがギュッと詰まっているのです。

そんな時期に一緒に過ごせることを感謝したいくらい。

子どもがいろんなことを覚えていく・獲得していく過程をママ自身がおもしろがって過ごせるといいですね。

育児のつらさ・大変さは一生続くわけではありません。嫌でも子どもは成長しちゃうんです。

「今だけ」と思って子どもにつきあう。

あの時もっと子どもと一緒に遊んでおけばよかったな~って少し後悔しているママはたくさんいると思います。

誰だって「親の初心者」

物心ついてから見る「親」という存在は、尊敬の的だったり、そこまでいかなくても自分よりは何でもできる大人、頼りになる人、というようなものかと思います。「親」っていうのは子どものお手本でなきゃならない、立派な人でなきゃならない、って思うかもしれません。

でも実際、あなたがまだ赤ちゃんだった頃から「親」は立派な人だったんでしょうか?

立派だった人もいるかもしれません。が、多くの場合は「親」になることが初めて、という初心者であったはずです。

20歳で親になっても、40歳で親になっても、親年齢は0歳。

そこから子どもと一緒に成長していく。

そんなふうにある意味、謙虚に、またある意味、気楽に子どもと過ごしていけばいいのです。「親です!」と肩ひじ張らずに、「親なんだから」って無理しないで。

子どもが嫌になるとき

こんなタイトルはタブーかもしれないけど、実際ママの中ではこんな気持ちになったことがない人なんて、いないんじゃないでしょうか?

  • 自分ひとりで過ごしているときは自由気ままにしていたことが、できない
  • 予定通りに物事が運ばない(予期せぬことが頻繁に起きる)
  • しつこく話しかけてくる、質問攻め、べたべたくっつく
  • 食べ物で汚す、砂・泥で汚す、水でぬらす
  • できないくせに「自分でやる」と言い、結局できずに泣く・ぐずる

細かいことまで挙げていくとキリがないですね(自分も経験しているので)

自分が悪魔かなんかに思えるかもしれないけど、こんなことは普通です。誰にでもある感情で、後ろめたくなったり、極端に反省しなくても大丈夫。その感情もいったん認めて、それから対策を練っていきましょう。

一人の人間の中には天使と悪魔がいるのです。

「悪魔はよくない。封じ込めなきゃ」と、自分の心に蓋をして自分に嘘をついていると、かならずどこかに支障をきたします。からだの不調や心の乱れが現れたときには要注意。自分の内側を見つめて自分と会話してみましょ。

どうして自分はイライラしているのか?

子どもが言うことを聞かないから?・・・私は子どもを支配しようとしている?・・・子どもの気持ちは?

子どもがしつこい

どうしてしつこいの?・・・私ともっとコミュニケーションをとりたい?・・・単純に口癖?

子どもには子どもなりの理屈があるかもしれないし、そんなの全然なくて単なる思い付きや一過性のものかもしれないし。自分が悩んでいるほど事態は深刻ではないかもしれません。

働くママは人類の宝

ママ(母)という存在がなければ人類は滅亡してしまうのだ!ママはエライ!

しかも母でありながら働いて社会に貢献している女性というのは、それがどんな職業であれとってもとっても貴重な人たちなのです。

世の中にはママになりたくてもなれない人もいれば、働きたくても働けない人もいます。また、どんなに頑張っても男性はママになれない。

だから、働くママ。どうぞ自分に誇りをもって、子どもが独り立ちできるまでの数年、頑張ってください。それが人類の未来を創るのだと私は信じています。


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