音楽

【初心者OK】クラシック音楽の演奏会に行ってみよう

クラシック音楽と言ってもいろいろなジャンルがあります。

  • オーケストラ(管弦楽):管楽器(トランペットとか)もあり、弦楽器(ヴァイオリンとか)もあって大きな編成です。ちなみに管楽器だけの編成は吹奏楽です。
  • 室内楽:オーケストラが大編成なのに対して、小編成のものです。いろいろな組み合わせが合って弦楽器のみ、管楽器のみ、管弦混合、ピアノ入り、など・・・。もともと貴族の娯楽だったと考えれば、想像がつくかもしれません。
  • オペラ:ドラマ仕立ての声楽が主体で、本格的なものはオーケストラ付き。日本はオペラができる大きな劇場があまりないのでピアノ伴奏や小規模編成の楽器で伴奏することもあります。あくまでも「声楽」が主となります。
  • 声楽および各楽器のソロ(単独):室内楽の中に含まれますが、声楽や管楽器・弦楽器・ピアノなどのソロコンサートがあります。

おもな種類はこんなところです。さて、あなたがもし彼氏(彼女)に「クラシックの演奏会に行きたい」と言われたらどうしましょうか?大丈夫。これを読んで余裕たっぷりに、堂々と振る舞ってください!

チケット確保の際のポイント

これはポップスやジャズ、ロック、その他ジャンルを問わず、必要なことですね。

その際、席の場所も気を付けたいポイントです。

アイドルのコンサートだったら、顔が良く見える最前列・かぶりつき、が最も良いのかもしれませんが、クラシック音楽の場合は「音の混ざり方が最も美しく聞こえる場所」を選びたいもの。そうなると、中央少し後方あたりが無難かと思います。ただし、そこはSS席だったりして当然お高いので、あしからず。

また、ピアノのコンサートで「ピアニストの指の動きをよく見たい」というのであれば、舞台に向かって左側の席を選ぶといいですね。ピアノは蓋の開け方が決まっているので、ピアニストはかならず舞台の右側(上手・かみて)を向くように座ります。ですから会場の右側の席をとってしまうと指の動きは見えなくなります。音が聞こえればいい、という場合は問題ナシです。

演奏会に行く服装は?

基本的に私は「なんでもいい」と思います。条件を出すとすれば「清潔」であること。これは演奏会に限ったことではないですけどね。本人が自信を持って着ている服装は誰が何と言おうとそれでいい、とは思います。

もし「何を着て行けばいいかわからなくて困っている」という人がいたら、ということでご紹介。

定番ですが女性ならワンピース、スーツ、中には和服で来られるご婦人もいます。ちょっとかしこまりすぎ?と思うくらいでも案外目立たないと思って大丈夫です。

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演奏会に来る人は「非日常」を楽しみたいと思っているので、そこを考えると「日常的」なTシャツより、日常ではあまり着ることのないかしこまった服を着たいと思うのではないでしょうか。男性なら、ノーネクタイでもジャケット着用とか、ジャケットがなくても襟があるものだと無難ですね。Tシャツとかだとすっごくラフなカンジがしてしまいます。だからといって罰則があるわけでもないので、気持ちの問題です。

迷っている方は、そんなまわりの状況に合わせておけばひとまず安心。

「わが道を行く」自信のある方は、それを貫くべし!です。どんな服装でも自信を持って着ている人は最強です!

遅刻厳禁

演奏会は始まってしまうと音響や防音の意味もあって、扉は完全に閉じられてしまいます。演奏中にこっそり入る、ということはまずできません。

少なくとも一曲は会場外で聴かなければなりません。その一曲が20~30分かかるとしたら大変な時間ロスになりますね。

チケットには「開場時間」「開演時間」が書いてあるはず。開演ぎりぎりではなく余裕をもって来場しましょう。

演目・演奏者について予習していこう

演目の下調べ

冒頭に挙げた「演奏の種類」によって、演奏会の様相が違ってきます。事前の勉強=予習はしておいた方がいいですよ。

音楽の専門家でも知らない曲というのはたくさんあります。予習をしていくことで、その曲や作曲家・その時代背景などがわかってさらに曲を楽しめることにもなります。せっかくチケットを買って聴きに行くのですから「ボーっとしてる間に終わっちゃった」「眠っちゃった」なんて残念なことにならないようにしましょう。

オーケストラ

管弦楽ですから、管楽器奏者・弦楽器奏者・打楽器奏者が勢ぞろいです。舞台上はたくさんの椅子が並び、中央には指揮者が乗る指揮台があります。舞台も広くなければできないので当然、会場は1000人規模(またはそれ以上)の大きな場所になります。

オーケストラで演奏される演目は主に、交響曲・交響詩(こちらの方がちょっとドラマチックなカンジ?主観です)

ここに単独(ソロ)で一つ楽器が入って、オーケストラ&単独楽器というかたちになるのが協奏曲。

他にはオペラ(後述)の序曲・前奏曲・間奏曲などを単独で(オペラではなく)演奏することもあります。

室内楽

いろいろな楽器の組み合わせがありますが、「オーケストラのような大きな編成ではない」というのが共通することです。ですから小さな会場で行われることもあります。

  • 弦楽三重奏(ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ)
  • 弦楽四重奏(ヴァイオリンⅠ・Ⅱ・ヴィオラ・チェロ)
  • 弦楽五重奏(ヴァイオリンⅠ・Ⅱ・ヴィオラⅠ・Ⅱ・チェロ、またはヴァイオリンⅠ・Ⅱ・ヴィオラ・チェロⅠ・Ⅱ)
  • ピアノ三重奏(ピアノ・ヴァイオリン・チェロ)
  • ピアノ四重奏(ピアノ・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ)
  • ピアノ五重奏(ピアノ+弦楽四重奏、またはピアノ・ヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス)
  • 木管五重奏(フルート・オーボエ・クラリネット・ファゴット・ホルン)
  • 金管五重奏(トランペットⅠ・Ⅱ・ホルン・トロンボーン・チューバ、その他の組み合わせも有り)

弦楽器の種類は高い音担当から順にヴァイオリン・ヴィオラ・チェロ・コントラバス。

管楽器は木管楽器にフルート・オーボエ・クラリネット・ファゴット(バスーンとも言います)、金管楽器としてトランペット・ホルン・トロンボーン・チューバなどがあります。兄弟楽器でピッコロ・コールアングレ・バスクラリネット・コルネット・ユーフォニアムなど、たくさんの種類があります。

ちなみにサキソフォンというのは木管楽器ですが、わりと歴史が浅く古典的な音楽には登場しません。オーケストラ(管弦楽)ではあまり出番がありませんが吹奏楽では活躍します。

オペラ

オペラは物語を歌と音楽で表現したものです。なかにはバレエのような踊りが含まれる作品もあって「総合芸術」とも言われます。

歌は原語(イタリア語・フランス語・ドイツ語など)で歌われますが、最近は舞台の両サイド(上方というのもあります)に字幕がついていることが多いです。ただし!

何も下調べをしないで「字幕を見ればいいだろう」と思っていたら大間違い。映画とは違います。オペラの場合は、話の内容はほぼわかったうえで(予習済みが前提)音楽(歌)を聴きに行く、という体勢にするのが望ましいのです。

ただただ字幕を追いかけて終わってしまったら、とてももったいないと思います。オペラの字幕はそれだけを読んでいたらあまり面白くありません。歌があってこその字幕、です。歌とオーケストラの音楽をたっぷり楽しめるように、お話の内容についてはぜひとも予習をしてからお出かけください。

声楽ソロ・楽器ソロ

オペラの場合は歌手がたくさん出演しますが、こちらはソロ(単独)でやる演奏会です。また、オーケストラを構成する楽器奏者もソロで演奏会をおこなうことがあります。ピアノなどはこの形式が最も多いかもしれませんね。

  • ピアノ
  • ヴァイオリン
  • チェロ
  • フルート
  • オーボエ
  • クラリネット
  • トランペット
  • 声楽(歌)

すべての楽器についてこの形式はあてはまりますが、こうして挙げていくとやはり旋律を演奏する楽器が一般的です。主に伴奏担当の楽器はあまりソロコンサートをしないようです。控えめなんですね。(もしかすると演奏者もそんなカンジかも?)

一人でやる演奏会なので小さなホールで行うこともあるし、人気のある演奏者なら大きなホールでも開催されます。

演奏者の下調べ

大編成のオーケストラにしろ、小編成の室内楽にしろ、また個人のソロコンサートにしろ、演奏者について調べておくことも楽しみのひとつです。

団体ならば「伝統的な表現方法」「斬新なアイディア」があったり、個人であればその人独自の「クセ・個性・人柄」などがあります。ちょっとしたエピソードを知っているだけで、鑑賞するときにいろいろな思いが湧いてくるのではないでしょうか。それだけでも自分の心が豊かになります。ボーっと聞いていて時間が過ぎてしまった、というより何倍も有意義です。

演奏会本番。何に気をつける?

静粛に

クラシック音楽が他のジャンルの音楽と大きく違うのはやはり「聴く」ことに集中する、ということかもしれません。ですから、どんなに気持ちが高ぶっても、曲の途中で立ちあがったり叫んだりすることはありません。

曲が終わればスタンディングオベーションもあります。掛け声も指笛もアリです。でも「演奏中は静粛に」ということに注意。

歌舞伎などでは「大向こう」と言って「○○家!」と声をかけるセミプロみたいな人がいますが、クラシックでも「ブラボー!」の声を出す人もいますね。やはり演奏される曲や演奏者についてよく知っている人でないとなかなか声はかけられないかもしれません。

拍手のタイミング

これは迷うところですね。まず、前述のように下調べをしましょう。

そしてその曲は「何楽章でできているのか?」をチェック!楽章の途中では拍手しない、というのが暗黙の了解です。いったん演奏が終わったので拍手したら自分だけで恥ずかしかった、ということにならないように。

たとえば4楽章まである曲なら、1楽章ごとに終わった感じになって演奏が止まります。4つのまとまりがすべて終わった時が拍手のタイミングです。これも周りの様子を見ながら真似をすればたいてい大丈夫。きっと同じような人もたくさんいます。

3楽章の曲もあるし、組曲と言っていくつかの曲が続けて演奏されることもあります。また、4楽章の作品で「3・4楽章は途切れず続けて演奏する」ということもあるので、周りの人がいつ拍手するか?注意して合わせれば大丈夫ですよ。

休憩時間のお楽しみ

オペラなどは特に休憩時間が長く、20~30分くらいあります。

その間、ただ座席に座ったままというのもつまらないですね。その時間を楽しく過ごせるようにロビー(ホワイエとも言います)に軽食を出すスペースがあります。(小さい劇場だとない場合もありますが)

ワイン・ビール・ソフトドリンク・サンドウィッチ・おにぎり・・・

値段はちょっとお高めですが、雰囲気を楽しむと思えばちょっとしたセレブ気分になれます。

クラシック音楽という同じ楽しみで会場に来ているわけですから、こんな時間にすてきな出会いがあるかもしれません。

ココに注意

優雅にワインをいただくのもいいのですが「休憩時間にはトイレ」という方も多いでしょう。これも注意!限られた時間にたくさんの人が集中するのでトイレの前は大行列です。あまりのんびりしていると次の開演時間ギリギリになってしまい焦ってしまうかも。余裕をもって行動しましょう。

さいごに

人生は一度きり。どうせならたくさんの経験をしたいと思いませんか?

100年以上前から世界中の人々に支持されてきた芸術ですから、何かしら感じることがあると思います。

クラシック音楽に触れてみるというのはそんなにハードルの高いことではありません。ちょっと日常を離れて、別世界をのぞいてみるのもおもしろいですよ。


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