英語

【幼児英語】子どもに英語は必要か?

「子どもはのびのびと、自然の中を駆け回って元気に遊ぶのが一番!」…と、私も思います。

そしてまた、別の角度から見て幼児期だからこそ身につけてほしいスキルというのもあります。

そのひとつが英語です。

子どもの才能は無限だということ

子どもが生まれて思うことは「この子にどんな才能が隠れているんだろう」という期待と、「自分の子だからこんなもんだろう」という諦め、その両方が混在するのではないでしょうか?

そのうち期待はだんだんに薄れ、「こんなもんだ」という妥協に支配され、未来への夢はいつのまにか消えていく・・・なんだか寂しい話です。

初心忘るべからず。子どもには計り知れない能力があります。大人が勝手に限界を決めてしまったら、本来もっている才能の「芽」も伸びなくなってしまいます。

ピグマリオン効果

「教師が期待をもって指導した子どもたちは成績が伸びる」という説です。

実際に行われた実験で、無作為に選んだ子どもの名簿を教師に見せて「この子たちは今後成績が向上する」と伝える。教師が期待をもって指導するとその子どもたちは成績が伸びた、ということです。

教師が「期待を持ったまなざしを向けた」ことと、それを受け取る子どもたちも「期待されていることを意識」して、相乗効果があったと言われます。

批判的な意見もありますが、私はあり得る現象だなと思います。

教師ではなく「親」に置き換えれば、親子関係にもあてはまりますね。

調子に乗せる

これを子育てに活かすと「ほめる」ことの効果がわかります。幼児期は特に大げさにほめて自信を持たせることが大切です。ほめられて調子に乗っちゃうくらいでいいのです。だんだん大きくなると「あ、おだててるな」って気づいてしまいますから。

幼児特有の「敏感期」を逃さない

「モンテッソーリ教育」という幼児教育システムがあります。

そのなかで幼児期特有の「敏感期」という考え方が出てきます。子どもが成長していく中で「ある一つのことにとても敏感になる時期がある」というもので、「ある一つのこと」は『秩序』『感覚』『運動』などがあります。

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この中の『感覚』というのは五感のことです。つまり、

  • 視覚
  • 聴覚
  • 味覚
  • 嗅覚
  • 触覚

これが英語脳になるためにとても大切な感覚なのです。

聴覚の敏感期

英語に限らず語学というのは、生まれ育った場所で周りの大人の声を聞いているうちに自然に身についていくもの。それは子どもが「聞く(聴く)こと」にとても敏感な時期があるというのと深くかかわっています。

幼児期の敏感期だからこそ、苦労しなくても覚えられる。ところがこれを逃して中学生くらいで初めて英語に接すると、「難しい」「何言ってるか全然わかんない~」という拒否反応を起こしたりするのです。

視覚の敏感期

英語を理論で覚えるのでなく、耳から聴いた音、話す人の表情から言葉の意味を感じとる。

日本人(日本語)は他の外国に比べて表現が乏しい、とかおとなしいと言われます。慎み深い美徳でもありますが語学の習得には不向きかもしれませんね。

幼児の英語学習では先生はとくに大げさに表情をつけるようです。というのも、子どもは耳でことばを聴き、それと同時に目で先生の表情や動作を見て、ことばの意味を掴んでいくからです。

五感は相互に影響しながら子どもの成長を助けます。

場合によってはその言葉と匂いが結びついたり、食べたもの・その味と言葉がつながったり、触れたものの感触を言葉で表現したり・・・というように感覚と言語は繋がりやすいんですね。

理論脳と呼ばれる左脳がまだ発達していない幼児期だからこそ、感覚脳である右脳をフル活動させて言語を取得していく。そんなふうに考えると幼児期の英語学習はとっても効果的です。

手遅れになって後悔しないように

2歳の日本人の子が「Google」の「e」を見て「え、え」、「g」と指さして「ぐ、ぐ」と言いました。まだ日本語もおぼつかないのに。フォニックスを学習している(といっても遊び感覚)子です。

こんなことは特別なことでも何でもなく、幼児がそういった環境に置かれれば自然と身についてしまうのです。が、・・・。

運悪く(?)というか、残念ながらそんな環境に出会えずに成長してしまった子は、中学生になってつらい目に遭うことになります。

やっと小学校でも英語教育が導入されてきましたが、まだ十分とはいえません。中学生で英語を勉強しなければならなくなった時、すっかり日本語脳になっている子には英語は宇宙人がしゃべっているように聞こえてしまうでしょう。

フォニックスのような感覚はとても単純なことなのに、それさえもつかめない。いや、逆に単純だからこそ固まってしまった脳には入っていかないのかもしれません。致命的ではないとしても、年齢が上がってからこれを獲得するのは困難だと言えるでしょう。

手遅れにならないように。子どもの環境を整えてあげるのは大人の役目だと思いませんか?


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