子育て

【産後うつ】症状と改善策~あなたの心の支えに

「待望の赤ちゃんを妊娠して無事出産したのに、気分が優れない」

なんだか理不尽ですよね。自分の心がどうなっているんだか?わからなくなって、余計に混乱してしまいます。一緒に考えていきたいと思います。

産後うつとは?~症状

出産後に発症しやすい鬱(うつ)状態のこと。

出産後というのはそれまでと大きく環境が変わります。なにしろ、人がひとり増えるわけですから。

それに加えて出産したご自身のからだも変化しています。目には見えないけれどホルモンバランスの変動もあるし、それによって自律神経も不安定になる。だから、からだも心も弱ってくるのは当然です。

  • 赤ちゃんの世話=授乳・沐浴・おむつ替えなどがうまくできず落ち込む
  • 周りで助けてくれる人がおらず、一人で抱え込んでしまう

そんなことが原因で心やからだに症状が出てしまうのです。

  • 眠れない
  • 食欲がない
  • イライラする
  • 悲しくなる
  • 気力がなくなる
  • 喜怒哀楽(感情)が出なくなる

心の病はからだに何らかの症状としてあらわれ、SOSのサインを出します。それを無理やり封じ込めれば大きな病気になることだってあるでしょう。

赤ちゃんの世話ももちろん大事ですが、自分のからだ(心も一緒)をまず大切にしてあげないといけません。

改善策は?~いろいろ試してみよう

うつの症状はなかなか自分ではわからなかったり、または認めたくなかったりするかもしれません。「ちょっと変かな?」と気付いた人はラッキーです。それさえもわからず、もしかすると自分で心の奥に閉じ込めてしまったりして悪化することだって考えられますものね。

これは心の問題ですから改善策は人それぞれ、いろんなやり方を試してみたらいいと思います。

心の持ち方あれこれ

こんな症状は自分だけじゃない

落ち込む・自分を低く評価してしまう・自己嫌悪、など自分を否定してしまう気持ちになることがあります。でも、それはあなただけではない、ということです。誰にでもあることなんだから少し気を楽にしましょう。

この状況が永遠に続くわけではない

大人の1年と子どもの1年は内容がまったく違います。大人のあなたは「こんな状態がいつまで続くんだろう?」と嘆くかもしれませんが、大人が思っている1年分を子どもは1ヶ月に凝縮してしまうくらいの力をもっています。だって生まれて1年の間に座って、立って、歩けるようになるんですから。
だから、あなたのつらさも限定的なもの。もう少し経てば周りの状況も変わるし、心の持ち方も変わってきます。

鈍感力を身につける

ふだんならあまり気にならないことが妙に気になる、ということがあります。産後という特殊な時期だから仕方ない、と割り切って「気にしない」ことです。とはいえ、簡単にできるものではないでしょう。

鈍感になる努力をするのです!ふつうは鈍感な人に対して「鋭敏になれ」と促すのでしょうが、その逆です。鈍感になるにも努力が必要なのです。それもまた一つの特技になります。

からだを動かす

前述とも関連しますが、細かいことが気になってしまうということは、脳(または心?)の中によけいなことを考える余白があるということではないでしょうか?

だからからだを動かして「よけいなことを考える余白をなくす」のです。それは運動でもいいし、それが無理なら家事・育児を思いっきりやってからだを動かしてもいいじゃないですか。家事・育児なら一石二鳥にもなります。

ひとつの作業も「嫌だな~」と思いながらするのと、「運動のつもり、からだを動かして汗かこう」と決めてやるのとでは気分が違ってきます。

思いっきり落ち込んで立ち直る

自分の気の向くままに徹底的に落ち込んでみましょうか。悲劇のヒロインになってしまいましょう。落ちるところまで落ちたら、あとは上に昇るしかないのです。どうやら人間はそんなふうにできているようです。

人間は自己防衛本能として凹んだら反発するらしいです。凹み続けるというのは生命の危機につながるから、自然な流れに任せれば「落ちれば戻る」

自分の根源にある強力なパワーを信じましょう。大丈夫。あなたには隠れた強さがある!

あなたへの応援

ここでお話しているのは「心の持ち方」で、具体的ではないと思われるかもしれません。確かに「心」はつかみどころがない、捉えにくいものです。

でも、だからこそあなたの意志で変えられるものでもあるのです。

子どもの将来・家庭の未来・経済・環境の変化…それは誰にも分らないし、不安であるのは誰でも同じこと。自分だけじゃないのです。

歴史を振り返ると、現代より断然厳しい時代がありました。太平洋戦争の最中とか、戦後の混乱期、食べる物もなく着る物もボロボロで生きるのが精いっぱいだった時代でも、子どもは育ちました。

「時代が違う」と言われるかもしれませんが、人間の強さを感じませんか?どんな状況でも心を強くもっていれば生きぬける。生きていれば必ず、どこかで幸せを味わうことができます。かならずです。それはあなただけじゃなく、あなたのお子さんやご家族も感じることができる幸せです!

止まない雨はない。トンネルにはかならず出口があるものですよ。どうぞ、未来に見える光にあなたが気づいてくれますように。


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