子育て

【子育てのヒント】ほめて育てる。ほめ方のコツは?

ほめて育てるのがいい、と言われます。なぜほめるのがいいことなのか?、ほめ方のコツは?ということのヒントをお伝えします。

なぜ「ほめる」のがいいのか?

大人でもほめられればうれしいものです。

褒められる=自分が認められた、ということだからですね。

子どもは生まれたばかりの時には、ことばも知識も智恵も何もないとっても不安定な状態です。

「○○ができた」という確信が一個一個積み重なって、自分の土台ができあがっていきます。

○○できた!

それを確かなものとして支えてあげるのが「ほめること」です。

たったひとことでも、それがその子の自信となってまた一歩先へと進んでいけるのです。

「ほめられない」ことの害

「害」は少しキツイ言い方にもなりますが…。

ほめられないで育った子どもはどうなるでしょうか?

  • いつも自信がなくておどおどしている
  • 自信がないと不安なので攻撃的になる(自己防衛)
  • 「どうせダメなんだ」という気持ちから無気力になり、無関心になる
  • 自己が確立できないので他人の意見に流されやすい=騙されやすい
  • 自立できない

…挙げていくとキリがありません。

自分というものが出来上がっていない子どもが「自己=自分の核となるもの」を築くために、大人がほめるということは大いに役立ちます。ゼッタイに必要なことです。

ほめ方のコツ

子どもの場合、比較的簡単に

ほめれば喜ぶ

という構図ができます。が、それは初期だけです。

「それはちょっと大げさでしょ」とか「お世辞じゃない?」「社交辞令?(これは大人の言葉ですが)」というようなほめ方は、子どもでも敏感に感じ取るものです。

1.すぐにほめる

上手くできた、いいことをした、マナーが良かった、などほめるポイントを見つけたらすぐほめる

子どもの記憶力はまだ未熟です。長い時間覚えているかどうか、保証できません。

「あの時じょうずにできたよね~」なんて言っても、子どもは「???」かもしれません。

その瞬間にほめるよう、大人も訓練が必要。後回しにしない、すぐにほめる準備を常にしておきましょう。

2.うわべだけでほめるのは✖

上手くできなかったことをほめても、大人の本心を子どもは見抜きます。

自分ができなかったことは自分がいちばんよく知っているんです。

まずは「できなかったこと」を認めて、次への意欲を引き出す。その時に、何かひとつ「できたこと・良かったこと・ほめるべきポイント」を見つけられるといいですね。

  • (工作で失敗した子)作るのはうまくいかなかったけど、お友だちにノリやハサミを貸してくれたね。優しかったね。ありがとう。
  • (ピアノのレッスンで)左手はなかなか思うように動けないけど、右手は上手に弾けたよ。練習すればきっと左手も動くようになるね。
  • (挨拶ができない子)ちゃんとおじぎができたね。今度お客さんが来たら「こんにちは」って言えるともっと素敵だよ。

3.ほめポイントを常にさがす

上記のことからもわかるように、常に「ほめポイント」となるものを探すことを身につけるといいですね。

子どもをよく観察していると、ほんの小さなことでもほめポイントが見つかるものです。

  • 小さな虫に優しくいている(自分より小さいものには母性本能が働くのか?)=やさしさ
  • ママのために、妹のために、誰かのために何かしている(本人なりの理屈があるので観察が必要)=思いやり
  • うまくできない、けど一生懸命(できる・できないは「結果」です。それまでの努力はほめポイント)=努力

「ほめること」の注意点

なんでもかんでもほめればいい、かというと決してそうではありません。前述の通り、見え透いた「ほめ」は子どもでも見抜きます。そんなおだてには乗ってくれません。

たしかなポイントをおさえてほめること

また、子どもによってはほめられることに慣れてしまい、思いあがった態度をとることもあるかもしれません。それくらい子どもは単純です。

全面的にほめる・ほめないが励ます・ほめるが改善点を指摘する、などいろいろなバリエーションがあるといいでしょう

ほめられたいがために、陰で好ましくないことをするようになってはいけません。子どもにとって「ほめられること」だけが目的にならないように。

ほめすぎ注意。的確な「ほめ」が健全な子どもを育てますよ~

まとめ

ほめられて育った子は自己肯定感を持てるようになります。

「自分はこれでいいんだ!」という信念が積み重なっていくことで、「自分」の土台ができて心が安定します。しっかりとした基礎工事の上に立派な建物が建つ、まさに建築物と同じです。

逆に「自分はこれでいいんだろうか?」といつも不安に思っていると、土台は不安定。その上にどんなに豪華なものを飾ってもいつかグラグラと倒れてしまうでしょう。

子どもが成長するための手助けとして「ほめること(効果的にほめること)」が大きな役割をもつことがわかりますね。


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