子育て

【子育てのヒント】失敗をたくさんさせてあげること

親は子どもを守りたい。穏やかで安全な生活をさせてあげたい、そう思いますよね。

でも、そのためには「失敗」が必要なのです。

失敗しない人生ってある?

あの有名な外科医は「わたし、失敗しないんで。」と言い切りますが、人生で失敗しない人なんていないでしょう。

「これまで失敗しないで生きてきた」という人が、大きな失敗に遭遇してしまったらどうなるでしょう?

大人になればなるほど、つまり歳をとればとるほど、その失敗から受けるダメージは大きくなります。

  • 恥ずかしい気持ち
  • 心の傷をいやす方法がわからない
  • 立ち直る手立てが見つからない

など、体裁や理屈だけが先行してしまうのが大人の悪いところです。

ですから、子どもの頃から小さな失敗を経験して、そこから学んでいくこと・耐性をつけていくことが大事なのです。

失敗から学ぶこと

同じあやまちを繰り返さないように気を付ける

「一度失敗したらもう二度と失敗しない」という人は優秀ですが、たいていの人は何度か同じ失敗をしたら、ある程度は気を付けるようになるので、改善していくはずです。

なかには何度も何度も繰り返して失敗する人もいますが…。

「徐々に改善していく」で十分です。完全・完璧にはならないものです、人間ですから。

視点を変える、というやり方を身につける

壁にぶつかって当たってみたけどダメだった、という失敗経験。

これは当たって砕けただけで、その勇気は称賛に値するものです。この場合は大いに学ぶことがありますね。

その壁を破る手段は他にももっとあるかもしれません。ものごとはいろんな角度から見てみないと。

失敗しても「なにくそ!」とへこたれない粘り強さ・根性があれば、別の方法でまた挑戦するということもできます。

  • 失敗に負けない心の強さ
  • 別の方法を工夫する想像力

いわゆる「非認知能力」というものです。これは机の上で学べるものではなく、生活して経験していく中で培っていくものなんですね。

立ち直れる、という自信が持てるようになる

失敗をしない人生を歩んできた人が突然大きな失敗をしてしまったらどうなるでしょう?

それはもう落ち込んで「この世の終わり」のような気持ちになってしまうかもしれませんね。

ただ単純に「失敗」という事態に慣れていないだけなんですが。

小さな失敗を経験して、そこから立ち直る知恵や技術を学び、考え方の切り替え方法をつかむ

そうして何度も経験していくうちに「失敗しても自分は立ち直れる」と自信がついてきます。ちょっとくらいの失敗ではへこたれないぞ、と。

これは生きていく上で大きな力になります。「ほめる」のと同じくらい強い人間にしてくれます。

失敗したときの心の持ち方

心の持ち方は、子どもの時から育んであげれば「生きやすい人生」を送れるでしょう。

心についてあまり考えたことがなかった大人のかたにもヒントになるのではないかと思います。

  • 自分だけがミスをしてしまった、などと思わないことです。あなただけではありません。もっと大きな失敗をしている人だっています。
  • 失敗を「恥ずかしいこと」だと思っているとしたら、あなたはプライドが高いのかもしれません。「自分は失敗しない完璧な人間」として創り上げているのかも?それが嫌だったら、作り替えればいいのです、リメイク!プライドを捨てちゃいましょう。
    小さな失敗なら「あ~やっちゃったー」で済むこともあります(注:済まないこともあるのでそこは見極めが大事)深刻になりすぎる人には一つの方法です。
  • 絶体絶命なんて思わないこと。かならず解決方法があります。押してもダメなら引いてみる、高い壁が立ちふさがったら低いところにネズミの穴があるかも?直行すれば早いけど、回り道した方が安全かもしれませんよ。
  • 発明王エジソンはたくさんの実験をしてなかなか成功できなかったけれど、それを失敗とは言わなかったそうです。「成功していないだけ」「成功までの過程」成功するまで続ければそれは失敗とは言わない、ということです。

ココがポイント

考え方ひとつで気分が変わります。そして「良い気分」になれば、新しいアイディアが生まれるかもしれないし、助けてくれる人が現れるかもしれません。発想を転換することです。

失敗したあとのケア

子どもの失敗は大人にとっては取るに足らないものだったりもします。

「そんなの大丈夫よ」「何でもないじゃん」「気にしない、気にしない」

大人が思っている以上に子どもには深刻な事態かもしれません。

まずは認める

失敗したことは本人が一番よくわかっています。そしてガッカリしています。

本人のその気持ちを踏まえて「失敗しちゃったね」と認める。

失敗しているのに「そんなことはなかった」かのように、大人がもみ消してしまってはいつまでもそこからステップアップすることはできません。

「じゃあ次は…」

失敗をしっかりと見つめたら、いつまでもくよくよしないこと。「次はこうしよう」「こうすればできるんじゃない?」という未来に向けての展望を提示してあげましょう。

まとめ

失敗は子どもの頃から少しづつ経験しておくことが大切です。

そしてそこから学んでいかなければなりません。そのためには周りの大人の存在が重要になってきます。

失敗の後のケア。何度も何度も繰り返して、だんだん強い人間になる。

大人になってもまだまだ失敗するのですから、人間、一生学び続けなければなりませんね。


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