子育て 親の心理

【子どもの習いごと】習いごとの選び方と親子の心構え

自分の子どもにはこうなって欲しい、と親の期待はふくらみます。幼少期からいろいろな習いごとをさせてあげたいと思うことでしょう。

さてその際に気を付けなければならないことは?それについて考えていきましょう。

始める時期はいつがいい?

昔の人はおけいこ事は「6歳の6月6日」に始めるのがいい、と言ったそうですが、今は0歳から、またはお腹の中から、という人もいます。

「6歳」というのはひとつの目安であるとは思います。

幼稚園でいうところの年少(3歳)年中(4歳)年長(5歳)クラス。5歳児が6歳になるのが年長さんで、「もうすぐ小学1年生」という新しいステージに上がる年頃なんですね。

4歳くらいから芽生え始める「知的好奇心」が充実してくる頃。知りたい・やってみたいという気持ちが自然と湧いてくる子が多いということです。

ただ個人差もありますし、習いごとの種類によっては「もっと早く」「もっと遅く」もあります。

まずはひとつの目安と心に留めておきましょう。

何を習わせればいいのかな?

  • 親がやりたかったんだけど、できなかったこと
  • 親がやっていたんだけど途中で挫折してしまったこと
  • 親の夢
  • 将来の職業につながりそうなこと
  • みんながやっているから・流行

どれもひとつの動機ではあります。ただ、子ども本人の意志がどれくらい入っているか?というと疑問です。

しかし幼児の場合、「自分の意志」といっても明確なものがあるとはいえません。行き当たりばったりということもあるし、そもそも経験がないし・情報がないんだから選びようがない。

ですから、親の判断でいろいろなことを経験させてあげるのは良いことではないでしょうか。

  • やってみたらおもしろくてハマっちゃった
  • やる前は乗り気だったのに楽しくなかった

どちらも経験してみなければわからないこと。「やってみる」「Let's try!」です。

打算しがちな大人と違って、子どもの判断基準は「楽しい・楽しくない」ですね。それが最も正しい判断だと思います。

私の経験談

わが子の育児(女男女の3人)ではいくつかの習いごとをさせました。ピアノ・英語・スイミング・お習字・野球…。興味深かったのは、私の選択肢にまったくなかったバレエを子どもが自ら「やりたい」と言ってきたことです。そしてすっかり夢中になって取り組んでいました。「神のお告げ?前世から決めてた?」というくらい不思議でした。そんなこともあります。

親の気持ち・子の気持ち

子どもには経験がない・判断基準となる情報量が少ない…などの理由から、どうしても親の意見が反映してしまう。これは致し方ないことでしょう。

「カエルの子はカエル」「門前の小僧習わぬ経を読む」というものです。

ただ、いつも心に留めておきたいのは、

子どもも一個の人間。人格を持った一人の人間。

ということです。

親の気持ちが子どものそれと一致していれば問題ありませんが、そうではないことがあります。

また、親には思いもよらないようなことに興味を示したり、夢中になることもあるかもしれません。

つまるところ、親子の話し合い。信頼関係を土台に、お互いが心を開いて話し合える環境を作っておきたいものですね。

親子が上下関係ではなく、お互いを尊重しあう対等な信頼関係になるように心がけましょう。

私の失敗談

私は自分で英語を話せるようになりたくて、子どもにも期待をしてしまいました。3人の子どものうち一人は英語・フランス語が話せるほどになりましたが、兄弟がみな同じというわけにはいきません。別の子が幼い頃、英語教室に通わせようと連れて行ったところ、中に入ろうともしない。完全な拒否です。自分では気づかなかったけれど「子どもを支配しようとしていたのかな?」と反省。親のエゴを思い知らされた事件でした。

「一点集中」型と「数打ちゃ当たる」型

お子さんの性格によって親の接し方も違って当然です。育児と言うのは常に柔軟でなければならないのです。

ひとつのことに夢中になって他には見向きもしない

・・・というタイプの子なら徹底的にそれをさせてあげればいいでしょう。それでも、もしかすると行くところまでいったら飽きてしまうかも?その場合「辞める決断」をするときに注意が必要かもしれません。

子どもの習いごとを辞めるタイミングとマナー

やる気満々で始めた習いごとも、やめなければならないときが来ることもあります。 「辞める」という決断、そして辞める際のマナーなどを考えてみましょう。 目次 辞めるべきか?続けるべきか?子どもの様子をよく ...

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いろいろなことに興味がある・すぐ飽きる・やりたがり

・・・こんなタイプの方が多いのではないでしょうか?スポーツでも芸術でも一流と言われる人は、幼少期からその分野に入り込んでいますが一般人はなかなかそうはいきません。

それでいいじゃないですか!

いろんなことをやってみたいと思うのは健全な心です。裏返せば好奇心旺盛だということ。

興味があったらやってみたらいいのです。子どもが興味のあることを親が与えないのは、広い意味での虐待になるとも言われます。

適度にやってみて(あまり手を出しすぎるのも…?)親子で一緒によく考えて、なによりも子どもが楽しく、自分らしく成長できることを見つけていけたらいいですね。

最終的には…。

なぜ習いごとをしたいのか?(子ども本人)させたいのか?(親)それは・・・

子どもが自分の能力を最大限に発揮して幸せになるため

だと思いませんか?

自分の力が思う存分、発揮できれば幸せな気持ちになります。

それをすることで自分自身が成長すれば、嬉しくなります。

幸せで嬉しくなれば自然と笑顔になり、その笑顔が親を喜ばせます。

こんな素敵な「幸せの連鎖」が他にあるでしょうか?

子どもの笑顔は親の幸せ

その子に適した習いごとを親子で模索して、それぞれの家庭でそれぞれの成長を喜べるといいですね。


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