子育て

【子育て】赤ちゃんとの遊び方。どんなふうに遊べばいいの?

まだ話すことができない赤ちゃん。かわいいけれどどうやって遊べばいいのかわからない…そんなふうに感じているのははあなただけじゃありません。

誰でも最初は「ママ初心者」みんな悩んでいるんです。どんなふうに接したらいいのか?ちょっとしたヒントをお伝えします。参考になれば使ってみてくださいね。

生まれてから3~4ヶ月

まだこの時期はママも赤ちゃんも遊ぶどころじゃありません。

今でこそ、新生児が死亡することは少なくなりましたが「生まれ落ちて生き延びる」というのは生物にとって大変なことなのです。

3~4ヶ月まではとにかく「生きる」こと、生命の維持を第一に考えなければなりません。

もちろんそれほど怖がることはありません。人間にはもともと強い生命力があるのですから。

それでも、おっぱい(ミルク)をあげて、オムツを替えて、泣いたら抱っこして寝かせて…というふうに過ごしているうちに時間が流れていってしまうものです。

「遊ぶ」余裕はないかもしれませんね。

この時期にできること

  • 目を見つめる
    目と目が合うことはコミュニケーションをとる上で大事なことですね。声をかけて目を見つめる。これだけでも赤ちゃんへの重要な働きかけになります。
  • 触る・握る
    五感は生まれた時からどんどん発達していきます。特に手から赤ちゃんはたくさんの情報を受け取ることができます。
    触ってあげる、こする、つつく、など触りかたにもいろいろあります。その時に「そーっと、そっと」「ゴシゴシ」「ツンツン」など擬音で声かけをするのもいいですね。親子のコミュニケーションとともにたくさんのニュアンスを掴んでいくことになります。

    擬音語・擬態語・擬声語 これらを「オノマトペ」と言います。日本語は他の言語にくらべて動詞が少ないので「オノマトペ」を使うことで表現が広がるのだそうです。「ゴシゴシ拭く」「ゴツンとぶつける」「ピヨピヨ鳴く」など。まだ自分からは話せない赤ちゃんでも声かけはとても大事。特に「オノマトペ」は理屈ではなく感覚的に受け入れてくれる効果的なアプローチです。

5ヶ月くらいから1歳

寝返りを打ち、ハイハイが始まるのが5~6か月(個人差はあります)この時期の脳の発達は目覚ましいものがあります。

上の図で見ると最初の一コマ(2歳)までの間に神経系はぐーんと伸びています。特にこの「5ヶ月~1歳」で注目すべきことは、「それまで寝ているだけだった状態から、動きだして視野が広がること。さらに立ち上がって見える空間がもっと広がること」

赤ちゃんは目に見えるものすべてに興味を持ちます。生物の本能というべき自然な行動でしょう。

ここで大人はつい「危ないから」「汚いから」「散らかるから」と、赤ちゃんの好奇心を削ぐようなことをしがちです。自分たちも子どもの頃は泥だらけになって遊んでいたくせに、そんなことを忘れてしまっているんです。

子どもの気持ち

自分が子どもだった頃のことを思い出してみましょう。暑さ・寒さも関係なく、泥で汚れようが水にぬれようがお構いなし。子どもはそれが楽しいんですよね。そんな経験をするからこそ「じゃあ快適に過ごすには?」と考える。また、肌で感じた感覚はいろいろな表現を豊かにしてくれます。子どもの気持ち=本能のままにたくさんの経験をさせてあげたいものです。(危険なことだけは大人が監督する責任がありますよ。)

この時期にできること

  • 指の感覚を楽しむ遊び
    私たちの周りにあるものにはさまざまな感触があります。堅い・やわらかい、その中にも「ゴツゴツしたもの」「カッチカチのもの」「ふわふわ」「ぷにゅぷにゅ」まさに前述の「オノマトペ」ですが、それを楽しませてあげましょう。わざわざ大人が提示しなくても、赤ちゃんは自分から見つけていくかもしれません。好奇心満々で目を輝かせて何かに近づいていったら観察してみてください。そして「ザラザラだね~」「ゆらゆらしてるね」など言葉をかけながら共感する、これが遊びになります。
  • からだを動かす遊び(能動)
    ハイハイができる・立つ・伝い歩き・よちよち歩き…というように自分の力で動けるようになるというのは、人間の成長過程で画期的なできごとです。
    大人が手出ししなくてもどんどん動いていくでしょう。ここは「いかに手伝わないか」がポイントです。ハイハイの目標地点におもちゃを置く、伝い歩きしやすいような配置にする、など赤ちゃん本人が自分ひとりでできているような満足感を持てる・達成感を持てるような工夫をするといいですね。
  • 大人がからだを動かしてあげる遊び(受動)
    まだ自分の思い通りに動くことができないこの時期、大人が動かしてあげる遊びも喜びます。
    赤ちゃんを持ち上げて「高い高い」
    同じように脇に手を入れて振り子のように揺らしてあげる
    体育座りで大人の膝からスイーっと滑らせる「滑り台」
    仰向けに寝て脛(すね)に赤ちゃんをのせてゆらゆら「飛行機」
  • 音を楽しむ遊び
    五感を育てるという意味で「耳で聴く」という刺激も大切です。有名なクラシック音楽などと構えないで、身近にあるものの音に耳を済ませたらどうでしょう。
    鳥の声、風の音、自動車・電車の音、お湯が沸く音、電子レンジの音…そんな音を赤ちゃんと一緒に探すと、ふだん見落としていたことに気付くかもしれません。

1歳~2歳

歩くことができるというのも、また一段上のステージに上がることになりますね。自分で歩いていけるので行動範囲も広がります。当然、いろいろなもの(こと)に興味が湧いてくるわけです。

その好奇心が一番の原動力です。

子どもと遊ぶとき、大人がおもちゃなどを与えて「さあ遊びましょ」と設定してもすぐ飽きてしまいます。与えられる=受動的だから。

子どもが自分の意志・興味・好奇心を持って「やってみよう」「遊んでみよう」と始めたものは徹底的に集中してやるでしょう。

ですから、大人は子どもが「何をやりたいのか?」をじっくり観察することです。そしてやりたいことがわかったら、さりげなくお膳立てしてあげる、まるで(子どもが)自分でやっているかのように。

この時期にできること

  • お散歩
    歩けるようになったらお散歩はとても楽しい遊びです。たくさんの発見がある学びの場でもあるし、脚力・体幹をきたえる体力づくりの場でもあります。

    ・街の中にあるものは子どもにとって初めて見たもの、珍しいもの、不思議なものです。大人は見慣れていて忘れていたようなことをていねいに教えてあげましょう。 ・道路にある線、側溝のふた、マンホール…子どもの目線は下の方を鋭くとらえます。それを飛んでみたり、同じ模様のところを歩いたり、歩くことにバリエーションをつけるのもおもしろいですね。


    ふだん気づかなかったことを親子で発見して、それについてたくさん話して(言葉がけ)風を感じて、自然の音を聴いて、いろんなものを触ったりして…お子さんの気の向くままに歩いてみるのはどうでしょう。
  • 絵本を見る
    五感の中でも「視覚」というのは支配力があります。百聞は一見に如かず。実際に見るのが一番ですが、絵本の効果も絶大です。子どもは絵を見て想像力を大いにはたらかせます。この「想像する力」が幼児期に培われたか否か、ということが大人になってからの生き方に大きく関わると私は思っています。
    思いやりの心や人間の感情(喜怒哀楽)、そのような学校では教えてもらえないようなことをこの時期に養う、というのが重要だと思います。

赤ちゃんと遊ぶために大事なこと

赤ちゃんは強い

何もできなくて弱そうに見えますが、実は赤ちゃんは強いのです。それほど神経質になる必要はありません。ミルクの飲み具合や体重の増加、ハイハイやよちよち歩きの時期など、育児書に書いてあることに惑わされないでくださいね。一人ひとり、みんな違うんだから。

遊びについてもそうです。親が「遊んであげなきゃ」と気にしなくても、赤ちゃんは勝手に遊びます。自分の好きなこと・興味のあることに向かっていきます。

あまり大げさに構えないで赤ちゃんをじっと見て観察してください。どんなふうに遊びたいか?何で遊びたいか?答えを知っているのは赤ちゃん本人です。


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