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【子どもの習いごと】五感を使う~聴覚=耳

子ども、とくに幼児期(6歳くらいまで)の習いごとは五感を使うものがオススメ。五感とは…

  • 視覚=目
  • 聴覚=耳
  • 味覚=口
  • 臭覚=鼻
  • 触覚=手(足・からだ全身)

この中の聴覚=耳について考えます。

音楽と耳

音楽が人間にもたらす効果は大人も子どもも同じ。理屈抜きで自分の気分に合った音楽は自分を心地よくしてくれます。

赤ちゃんはママのお腹の中でも音を聴いています。耳の発達は体が出来上がっていく過程のなかでも早いほうですね。

聴く=インプット、歌う=アウトプット

赤ちゃんは2歳前後でことばが出始めます(もちろん個人差がありますのでただの目安です)それまでは親御さんをはじめとする周りの大人は「一方的に話しかけるだけ」ということになります。

これはむなしいことかもしれません。(でもそんな虚しさを忘れさせるほど赤ちゃんってかわいいんですけどね)

しかしその「むなしい働きかけ」がインプットになって、ある時期を過ぎるとアウトプットが始まるわけです。

周りの大人からインプットされた音の情報は、やがてアウトプット(歌うこと)されていきます。

参考

リトミックでは音の高低を「ハンドサイン」で表します。最初は手のひらを下にして手を上げ下げするだけ。大まかに「高い音、低い音、低ー高、高ー低」などが手の動きでわかるようにします。「音」というのは目に見えないので把握しずらいものなんですが、手を動かすだけで感覚がぼんやりわかってきます。そのあとで「ドレミファソ」の楽音(音楽的な音)を一音一音、手で表します。

スムーズにアウトプットさせるために

  1. 何度もインプットすること
  2. 手(ハンドサイン)の動きを付随させること
  3. 「歌わせる」ではなく自ら歌いたくなるような環境づくり
  4. 実際に声が出た時には、音程や声質は気にせず本人の努力を称賛する

ポイント

アウトプット=声を出すというのはとても勇気がいることです。本人にしてみれば、すごい勇気を振り絞って出した声を、大人がおもしろがってからかったりするのは大変残念なこと。どんな声であろうと、どんなに音がズレてようが、称賛です。そのなかで何かしらの褒めポイントを見つけるというのも大人のワザです。たとえば「大きな声が出たね」とか。歌う声が出るというのは息のコントロールができたということです。体に空気をためて吐き出して声帯をふるわせる、これってすごいことですよ^^

絶対音感のおはなし

絶対音感は誰でも身につけられる、というと語弊があるかもしれませんが、幼児期に楽音(音楽的な音)に触れた子は高い確率で絶対音感を獲得できると思います。

これが不思議なことに、どんなに優れた音楽家でも幼児期にそのような経験がないと絶対音感を持っていなかったりします。

絶対音感=優れた音楽家、ではないのですが

幼児期の音楽体験=絶対音感の獲得・・・これは高確率でアリ。

幼児期の音楽体験なし=絶対音感獲得の可能性なし・・・これもほぼ確実。

私自身も絶対音感は持っていませんが、とくに不便は感じません。でも、子どもの生徒さんでピアノの音がすぐわかっちゃう子を見ると「すごいな~」と感心します。

その子たちを見て「得だな~」と思うことは、

聞いた音を覚えるのが得意、なので自分の間違いにも気づきやすい=楽器の習得などには有利

幼児期に音に敏感な耳を作る!幼児期でしかできないことでもあります。

語学と耳

「学ぶ」は「まねる」

ものごとを学ぶのは「真似る」ことから始まるといわれます。

技術を持った職人さんは、自ら多くを語らずに自分の仕事を見せて弟子に学ばせる、という話もあります。

子どもが言語を覚えていくのは、周りの大人の声・ことばを聞いて真似をすることから始まります。その際、どれだけ耳に意識を向けることができるか?・・・これが言語の獲得に影響しますね。

「聞く」と「聴く」

「聞く」は意識しなくても「聞こえてきちゃう」という程度。耳には蓋がないので何もしなくても聞こえてしまいます。

それに対して「聴く」意識を向けて、その音に集中して耳を傾ける、ということ。「演奏会で音楽を聴く」「尊敬する人の話を拝聴する」

言語を学ぶためには「聴く習慣」をつけておくことが大切です。

耳というのは普段あまり意識しない部分ですが、幼児期からの「聴く習慣」はあるとないとで大きな違いとなって現れますよ。

カクテルパーティ効果

人はカクテルパーティーのように大勢の人間がバラバラに話をしている中でも、自分に関連性の高いキーワードが発せられると無意識にその音声情報を聞き取る傾向にある_といわれます。経験があるかたも多いのではないでしょうか?耳にはそんな優れたワザもあるんですね。私たちは意識していませんが、お湯をポットに入れる時「トクトクトク」という音で満タンになる手前で止めたり、後ろから自転車が近づいてくる音を聞いて脇に寄ったり…危険を察知するのも耳の重要な仕事です。

子どもの可能性を広げる

日本は島国である特性から「日本語だけ話せればいい」と考えていた人が多かったと思います。

しかし、インターネットで世界中どこでも簡単に繋がることができるようになった現代、「日本語だけ」というのはなんだか残念な気がします。

英語が話せれば活動の範囲が広がります。中国語でも韓国語でも、ドイツ語・イタリア語でも、語学がその人の活動を広げるのは確実です。

幼いころからサッカー選手を目指していた少年が英語・スペイン語も同時に勉強していた、という話がありました。外国でサッカーをするために、サッカーだけではなく語学も勉強していたそうです。ヨーロッパのように国と国が陸続きのところは普通にバイリンガルだったりしますね。外国語を話せることで国境の壁が低くなることはあり得ます。

子どもの可能性というのは計り知れないもの。

才能を伸ばせるか、または、せっかくの才能をつぶしてしまうか・・・?

それは「語学の習得」に関わってくると思います。そのためにも「耳」の訓練が大事、ということです。

まとめ

一番の基本は「人の話を聞く耳」

小学校に入学するとき、「先生のおはなしをよく聞いて!」と指導されます。あまりにも普通すぎて聞き流してしまいがちですが、これが一番大切なことです。

  • 先生の話を聞けないと勉強がわからなくなる=勉強嫌いになる
  • 持ち物がわからない=忘れ物が多くなる
  • 伝達事項がわからない=保護者への連絡が伝わらない

この基本ができずに見逃されたまま成長して、高学年や中学・高校になってからあがいても、取り返しがつかないのです。

三つ子の魂百まで

と言いますが、3歳くらい(~6歳)までは「耳」をはじめとする「五感」に注目して子育てすることを、ぜひぜひおすすめします。


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