音楽

私立音楽大学の受験科目・学費の比較

音楽大学を受験したいあなた。どの大学にどんなコースがあるのか?学費は?など知りたいことはたくさん。

ここでは各大学の受験科目・学費について比較していきます。

武蔵野音楽大学

受験のタイプ

  1. 総合型選抜
  2. 学校推薦選抜(指定校)
  3. 一般選抜

総合型選抜はかつてのAO入試で、一般選抜より早い時期(2021年は10月23日(土)24日(日))に行われます。

募集は「演奏学科・ヴィルトゥオーゾコース」。実技重視でプロの演奏家を育てる目的で選抜されます。

また武蔵野音楽大学の場合、このコースを専願とする必要はありません。

学校推薦選抜は武蔵野音楽大学が指定する高校の学校長による推薦者を対象とした選抜です。(2021年は11月20日(土)21日(日))

一般選抜は通常の大学入試で(2022年2月18日~3月18日の間にA日程・B日程・C日程)音楽大学の場合は学科(国語・外国語)・楽典(音楽理論)と最も重要視される実技が含まれます。(詳しくは後述)

試験科目

【総合型選抜】専攻実技・面接(出願時に志望理由書、音楽活動成果報告書を提出する必要があります。)

ココがポイント

音楽大学の総合型選抜は当然、実技が重視されます。そして、志望する強い意志を表明すること、それまでの音楽活動をアピールすることが評価につながると思われます。

【学校推薦選抜】専攻実技・面接・楽典(音楽高校からの受験生は楽典は免除)

ココがポイント

学校推薦ですからすでに高校内で「推薦してもらえるだけの学力・資質」が必要でしょう。なおかつ、専攻の実技を評価されます。「楽典」は音楽の基礎知識(音楽理論)ですから、音楽大学受験するのであれば必ず必要となるものです。

【一般選抜】専攻実技・副科ピアノ・面接・楽典・国語・外国語

ココがポイント

一気に科目が増えました。まず「副科ピアノ」。これは声楽・管弦楽・打楽器など自分の専門とする分野とは別にピアノの実技試験があるということです。ピアノを経験せずに他の楽器を勉強してきた人にとっては最も苦労するところですが、これは避けられません。そして、国語と外国語(たいていは英語。中には帰国子女のかたでドイツ語やフランス語を選択する人も。)このように受験科目が多いので音大受験は日数がかかります。A日程で5日間、B・C日程は3日間、体調管理も必要ですね。

学費(*2021年入学者)

初年度(1年次)諸費用年額合計:2,190,000~2,320,000円(学科によって違います)

2年次以降年額:2,040,000~2,170,000円

特例として兄弟等が在籍している場合、入学金が免除される制度もあります。

また「福井直秋記念奨学金」という独自の制度は返還義務のない奨学金です。「理想に向かって努力する人を援助する」という理念のもと、支給されます。

武蔵野音楽大学

国立音楽大学

受験のタイプ

  1. 総合型選抜
  2. 学校推薦型選抜(指定校)[特別給費]
  3. 一般選抜

総合型選抜「演奏・創作学科」と「音楽文化教育学科」の募集があります。(2020年は9月15日(火)~17日(木))

「対面方式」と「オンライン」のどちらかで受験できます。(出願時に選択)

学校推薦型選抜は、ただ単に高校の学校長が推薦するだけでなく、音楽的に優れた人材が求められます。

国立音楽大学を専願とする必要があります。(2020年は11月29日(日))

国立音楽大学では、その演奏が一定の評価を受けている学生を受け入れ、より成熟した音楽人を育成することを目的とします。学内の学生に刺激を与えるような演奏技術と強い意欲を持った学生を求めています。

さらに詳しく

「特別給費奨学生」として合格すると成績により学費が免除されます。〔全額・半額・4分の1の免除、原則4年間〕また特別給費奨学生として不合格でも、一定以上の成績の場合に「特別推薦入学生」として合格する場合があります。〔この場合は学費免除は無し〕

一般選抜「演奏・創作学科」「音楽文化教育学科」の募集があります。(2021年は2月15日(月)~17日(水)、3月20日(土)~3月21日(日))

総合型選抜と同じように「対面方式」と「オンライン」のどちらかで受験できます。(出願時に選択)

学科や専攻楽器によって試験科目が異なります。(詳しくは後述)

試験科目

【総合型選抜】演奏学科は選考実技と面接。
創作(作曲)学科は作品の提出・和声・聴音・ピアノ初見視奏と面接。
音楽文化教育学科は面接(音楽情報専修は楽器演奏または歌唱が加わります)

【学校推薦型選抜(指定校)[特別給費]】演奏実技、面接、楽典。ただし、事前エントリー(無料)が必要です。その結果によって受験することができます。

【一般選抜】専攻によって多少違いますが、大きな柱は実技・新曲視唱・楽典・国語・外国語です。2021年度大きく変更されたことは副科ピアノの試験がなくなったことです。コロナ禍ということでしょう。受験生のみなさんは混乱することが多い年です。常に最新情報を確認するようにしましょう。

*2021年度(2022年2月実施予定)は例年と異なる部分があります。最新の情報はHPでご確認ください。

学費(*2021年入学者)

初年度(1年次)諸費用年額合計:2,267,000円

2年次以降年額:2,067,000円

ただし学校推薦選抜による特別給費生であれば成績によって学費免除があります。

また各種奨学金の制度も用意されていて、貸与タイプと給付タイプがあります。音楽を真剣に勉強したいと考えているならこのような制度も活用したらいいですね。

国立音楽大学

東京音楽大学

受験のタイプ

  1. 総合型選抜〔器楽専攻の優秀者総合型選抜・特別特待奨学生総合型選抜を含む〕
  2. 学校推薦型選抜〈音楽文化教育専攻のみ〉
  3. 一般選抜

総合型選抜には3種類あって、①通常の総合型(かつてのAO入試)に加えて②優秀者総合型選抜と③特別特待奨学生総合型選抜があります。

このうち③特別特待奨学生総合型選抜は対象が「器楽・ミュージックリベラルアーツ(ピアノ専攻)」となっています。この奨学生として合格すると原則として学費全額・または理事会の定める額が免除されます(年度ごとに継続判断)

学校推薦型選抜は高校の学校長の推薦によるもので、音楽文化教育専攻の受験者が対象です。

一般選抜は「声楽」「器楽」「作曲指揮」専攻のほかに「音楽文化教育」「ミュージック・リベラルアーツ」「吹奏楽アカデミー」専攻というコースがあります。

試験科目

【総合型選抜】①通常
(音楽文化教育):1次=書類選考、英語、論文、実技(2020年度は動画)すべて提出物による選考。2次=面接(2020年は9月15日(火)~23日(水))
(吹奏楽アカデミー):実技、面接(2020年は11月22日(日))
(ミュージックリベラルアーツ):1次=書類選考、2次=実技、面接(2次・2020年は11月29日(日))

②優秀者総合型選抜(対象:ピアノ演奏家コース・管弦打楽器):1次=書類選考、2次=実技、面接(2次・2020年は11月29日(日))

③特別特待奨学生総合型選抜(対象:器楽・ミュージックリベラルアーツ(ピアノ専攻)):1次=書類選考、2次=実技、面接(2次・2020年は11月29日(日))

【学校推薦型選抜】対象は音楽文化教育専攻のみです。提出物による選考。志望理由書・音楽学習歴・推薦書・演奏実技動画などを提出する必要があります。(2020年は11月1日(日)~7日(土)までに出願)

【一般選抜】コロナ禍により、出願時に「対面式」か「非対面式」かを選択できます。専攻・コースによって若干違いがありますがほとんどの受験者は実技(または作品提出)・外国語の試験があると思っていればいいでしょう。(2021年は2月16日(火)~20日(土))

学費(*2021年入学者)

初年度(1年次)諸費用年額合計:2,312,000円。作曲指揮専攻(作曲「ミュージック・メディアコース」)は2,402,000円

2年次以降は入学金(300,000円)分を除いた金額ですが、教職課程費(2年次100,000円)や施設維持費など10,000円~40,000円くらいの変動があります。

やはり他大学と同じように奨学金制度があります。きちんと調べて有効に活用してください。

東京音楽大学

夢をあきらめない!

「音楽大学はお金がかかる」と思われていますが、優秀な人材、音楽的・人間的に優れた人材には援助してくれる制度があるのです。

経済的な問題で夢をあきらめてしまうのはもったいないこと。

「意志あるところ、道は開ける」のです!

向上心あふれる若い芸術家が育ってくれることを望みます。


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