ピアノ 音楽

私立音楽大学の受験科目・学費の比較~Part2

大学は数多くありますが、その中で音楽大学となると限定されてきます。音楽の実技という特殊な技能が要求されるからです。ここではPart 1に続いてさらにいくつかの音楽大学についてご紹介します。

私立音楽大学の受験科目・学費の比較

音楽大学を受験したいあなた。どの大学にどんなコースがあるのか?学費は?など知りたいことはたくさん。 ここでは各大学の受験科目・学費について比較していきます。 目次 武蔵野音楽大学受験のタイプ試験科目学 ...

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桐朋学園大学 音楽部門

受験のタイプ

  1. 総合型選抜(特待生)
  2. 学校推薦型選抜(一般)
  3. 学校推薦型選抜(指定校)
  4. 一般選抜

年度によって日程は違いますが、時期の早い順に並べてみました。

総合型選抜は第Ⅰ期の試験が10月、第Ⅱ期が11月(2020年はⅠ期:10月15日(木)~19日(月)、Ⅱ期:11月18日(水)~27日(金))

募集人員は5名で「ピアノ専攻」「弦楽器専攻」のみです。

学校推薦型選抜(一般)は高校(実技指導教員等)の推薦を受けたうえで、試験があります。(2020年は11月29日(日))

学校推薦型選抜(指定校)は大学が指定した高校の推薦によるもの。また、桐朋学園は「桐朋女子高等学校音楽科」という付属高校があるので、そこはまた別の選抜(指定校推薦の中の「第二種」)があります。(2020年は12月10日(木)~21日(月))

一般選抜は通常の大学入試。(2020年は【対面式】と【オンライン】を選択でき、2021年2月11日(火)~16日(木))

試験科目

【総合型選抜】一次は書類審査、二次は専攻実技と面接。

【学校推薦型選抜(一般)】楽典・聴音・副科ピアノ・専攻実技・面接

楽典・聴音・副科ピアノの詳しいことはこちらの記事もどうぞ ↓↓

【音大を目指す人へ】受験準備と就職先・入学前と卒業後のこと

小さいころからピアノを習っていた 合唱部に入って歌に目覚めた 吹奏楽部で音楽にハマってしまった …など、音楽に魅了されて音大に行きたいと思う人は少なくありません。でも「どうしたら音大に入れるの?」「就 ...

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【学校推薦型選抜(指定校)】書類審査

【一般選抜】〔オンライン入試〕小論文・口頭試問(2021年の受験はZoomを使って行われました。主な内容は楽典、ソルフェージュ、一般学科)・副科ピアノ(課題曲を録画して提出)・専攻実技(課題曲を録画して提出)

【一般選抜】〔対面式入試〕国語・英語・楽典・聴音・新曲視唱・副科ピアノ・専攻実技

学費(*2018年~)

初年度(1年次)諸費用年額合計:2,606,600円

ただし総合型選抜で特待生として合格した場合、入学試験の成績により授業料の全額・または半額等の学納金免除があります。

2年次以降年額:2,006,600円

経済情勢の変動によって改定もありますので、最新の情報を確認しましょう。

桐朋学園大学 音楽学部

東邦音楽大学

受験のタイプ

  1. 総合型選抜
  2. 学校推薦型選抜(公募)
  3. 卒業生推薦型選抜
  4. 指導者推薦型選抜(吹奏楽部・管弦楽部・公募)
  5. 一般選抜

いずれも〔対面方式〕と〔オンライン方式〕があります。(2021年度)

特色的なのは「卒業生推薦」「指導者推薦」でしょうか。他の大学ではあまり耳にしない選抜方法ですが、音楽は専門的な分野になりますのでそれを熟知した人の推薦ということですになりますね。こちらはいわゆる「専願」タイプで合格したら必ず入学することが条件です。

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試験科目

【総合型選抜】小論文・音楽力総合診断・面談・事前に「学修計画書」「活動報告書」を提出。(オンラインの場合は動画提出)

【学校推薦型選抜(公募)】小論文・楽典・演奏実技(作品)・学修計画書・調査書・推薦書等による審査。(オンラインの場合は動画提出)

【卒業生推薦型選抜】学校推薦型と同様。

【指導者推薦型選抜(吹奏楽部・管弦楽部・公募)】学校推薦型と同様。

【一般選抜】〔対面方式〕小論文・楽典・ソルフェージュ・演奏実技(作品)・学修計画書・調査書による審査。

【一般選抜】〔オンライン方式〕小論文、演奏実技を事前審査・楽典は口頭試問・ソルフェージュはコールユーブンゲンのみ実施・個人面接は入学願書、学修計画書、小論文をもとに口頭試問。

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学費(*2021年度入学者)

初年度(1年次)諸費用年額合計:2,050,000円(Konzertfach(演奏専攻)は2,350,000円、パフォーマンス総合芸術文化専攻は1,700,000円)

2年次以降年額:1,980,000円(Konzertfach(演奏専攻)は2,280,000円、パフォーマンス総合芸術文化専攻は1,530,000円)

また、教職課程などの履修希望者は別途費用が必要です。

東邦音楽大学独自の奨学金制度もありますので、音楽をこころざす優秀な学生さんは活用するといいでしょう。

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洗足学園音楽大学

受験のタイプ

  1. 総合型選抜
  2. 総合型選抜(プレカレッジ)
  3. 学校推薦型選抜(指定校)
  4. 一般選抜

総合型選抜は洗足学園音楽大学を専願とすること、辞退不可です。

特色的なのは総合型選抜のプレカレッジという枠です。予備校のようなとらえ方でしょうか。高校2年生の1月までにプレカレッジに入り、楽典・聴音・実技レッスンなど専門的なことを学びます。そして高校3年生の7月に実施される推薦テストを受けて既定の成績をとること、その後も高校3年3月までプレカレッジに在籍すること、が条件となります。

学校推薦型選抜は洗足学園音楽大学が指定する高校が対象。

一般選抜はA日程(2022年2月11日(金)~12日(土))とB日程(2022年3月10日(木)~11日(金))があります。

試験科目

【総合型選抜】専門実技・面談・楽典・聴音

【総合型選抜(プレカレッジ)】上記参照↑

【学校推薦型選抜】指定校推薦なので在籍する高校に問い合わせてください。

【一般選抜】通常入試(対面式)とオンライン入試の選択が可能。試験科目はコース別専門実技・面談、面接・楽典・聴音・小論文、作文。ただしコースによって該当しないものもあります。自分の専攻コースを確認しましょう。

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学費(*2020年度)

初年度(1年次)諸費用年額合計:2,190,000円(前期〔入学時〕1,195,000円 ・後期 995,000円)

2年次以降年額:1,990,000円 (前期 995,000円・後期 995,000円)

洗足学園音楽大学も独自の奨学金制度があります。「学業成績優秀かつ心身ともに健康で他の学生の模範となりうる学生」への給付です。研鑽を積んでぜひ活用してください。

詳しくはこちら(学費)(奨学金)

昭和音楽大学

受験のタイプ

  1. 総合型選抜
  2. 学校推薦型選抜(一般)(指定校)
  3. 特待生選抜
  4. 一般選抜

昭和音楽大学で特色的なのは、総合型選抜の前に「実力診断」という制度があることです。実力診断を受けて合格基準に達していると判断されれば総合型選抜で試験が免除される、というものです。

総合型選抜は2回まで再受験可能。対面式とオンライン式を選択できます。

学校推薦型選抜は在籍する高校の学校長の推薦(一般)。昭和音楽大学が指定する指定校推薦もあります(指定校)学校推薦は昭和音楽大学が専願であることが条件です。対面式とオンライン式を選べます。

特待生選抜入試成績優秀者の学費を一部免除する制度で、高校の推薦は必要ありません。ただ、「特待生」枠なので入学レベルの実力があっても特待生として認められないと不合格になります。ですから学校推薦または一般選抜との同時出願をした方がいいでしょう。対面式のみの受験となります(オンラインは無し)

一般選抜は対面式とオンライン式いずれかを選択できます。2022年は1/7(金)~1/17(月)です。

試験科目

【総合型選抜】実技・副科ピアノ・面接

【学校推薦型選抜】実技・副科ピアノ・面接

【特待生選抜】実技・楽典・ソルフェージュ・副科ピアノ・面接・作文

【一般選抜】実技・楽典・ソルフェージュ・副科ピアノ・面接・一般科目(①学内試験/英語か国語いずれかを選択。②大学入学共通テストの利用。①、②のどちらかを選択できます)

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学費(*2022年度)

初年度(1年次)諸費用年額合計:2,275,500円

2年次以降年額:2,020,000円

特待生選抜で合格すると入試の成績に応じて(1)30万円、(2)60万円、(3)90万円、(4)120万円、(5)150万円 のいずれか学費の納入が免除(給付)されます。

またその他の奨学金制度もありますので確認してください。

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まとめ

2020年のコロナ禍により入試の形態が大きく変わりました。今後も同じようにオンライン方式や録画による受験が続くのか、元のかたちに戻るのか、今の段階では予測できません。

受験される方は常に新しい情報を確認しておく必要がありますね。(2021年5月時点)


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