音楽

【オペラおもしろ紹介】プッチーニ作曲「マノン・レスコー」

「蝶々夫人」や「ラ・ボエーム」の作曲で有名なプッチーニ。今回は「マノン・レスコー」をご紹介します。

おもな登場人物

マノン・レスコー:美しい娘。デ・グリューに惹かれるが、意に反してジェロンテの妾となってしまう。

デ・グリュー:若い騎士。マノンにひとめ惚れする。

ジェロンテ:裕福な財務大臣。マノンを妾にする。

マノンの兄・レスコー:マノンとデ・グリューの仲を取り持つ(物語のつなぎ役をする存在)

エドモンド:デ・グリューの友人。

あらすじ

超ざっくりあらすじ

マノンにひとめ惚れしたデ・グリュー。マノンもデ・グリューに惹かれるが地位と財力のあるジェロンテによって妾として囲われる。つかまったり逃げたりを繰り返し、最後は逃亡に疲れてマノンは荒野で息絶える。

第1幕

宿場前の広場で若者が集まって騒いでいる。デ・グリューの友人エドモンドが「楽しき宵に」と歌うと、デ・グリューは『栗色・金髪の美人の中で』を軽やかに歌う。
マノンとその兄、そして財務大臣ジェロンテが登場すると、デ・グリューはマノンにひとめぼれ。『見たこともない美人!』と歌う。
マノンは「これから修道院に入る」と話し、ジェロンテはマノンを誘拐しようと画策している。
エドモンドやほかの学生たちの助けを借りてデ・グリューはマノンを連れ出し、ジェロンテが用意した馬車でまんまと逃亡してしまう。

第2幕

ジェロンテの屋敷。マノンはぜいたくに暮らしているが愛のない生活にうんざりもしている『この柔らかいレースに包まれても』。兄がたずねてきてデ・グリューの様子を伝える。
マドリガルの演奏、ダンスの稽古など上流階級の暮らしに飽きているマノン。ジェロンテが部屋を出ていくと、デ・グリューが忍び込んできた。
ぜいたくな暮らしをなじるデ・グリューだが、マノンの愛の言葉でまた心惹かれてしまう。二人が抱擁しているところにジェロンテが入ってくる。怒って出ていくジェロンテ。
「ジェロンテがお前たちを訴えた」と兄に知らされ、マノンとデ・グリューは逃げようとするが、この期に及んで宝石を持っていこうとするマノンに呆れるデ・グリュー『マノン、お前の愚かさが』
万事休す、マノンはジェロンテに捉えられてしまう。

第3幕

マノンは娼婦としてアメリカに売られることになり捉えられている。デ・グリューとマノンの兄はなんとかして助け出そうとするがうまくいかない。
そうこうしているうちに娼婦たちが呼ばれて次々に船に乗せられていく。
デ・グリューはいてもたってもいられなくなり、飛び出して船長に直訴する『狂気のこの私を見てください』
デ・グリューの気迫に船長も負けて同乗を許す。

第4幕

船で渡った新しい土地でもうまくいかず荒野をさまようマノンとデ・グリュー。マノンはもう歩く力も残っていない。デ・グリューは後ろ髪を引かれながらもマノンを残して助けを求めに行く。
死期を悟ったマノンが歌う『一人さびしく』
やがて絶望したデ・グリューが戻ってくるがマノンは息絶える。

有名なアリア

第1幕 デ・グリュー:『栗色・金髪の美人の中で』

第1幕 デ・グリュー:『見たこともない美人!』

第2幕 マノン:『この柔らかいレースに包まれても』

第2幕 デ・グリュー:『マノン、お前の愚かさが』

第3幕 デ・グリュー:『狂気のこの私を見てください』

第4幕 マノン:『一人さびしく』


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